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住居別暮らしのマニュアル

マンション

分譲マンションは、交通アクセスの良い立地に建てられている場合が多く、戸建住宅より利便性に優れているケースが多いようです。
また、最近のマンションでは、オートロックなどの設備が完備されている場合がほとんどで、防犯面で安心できることもメリットに挙げられます。

ただし、マンションは共同住宅となり、一つの建物で多数の方々が生活されている事からマンション内で守るべきルールが存在します。 そのルールは、「管理規約」に定められており、入居者全員が快適にマンション生活を送れるよう入居者全員が管理規約を守る必要があります。

今までマンションに住んだことがないという方は、戸建住宅とは違って気を付けるべき点がありますので、具体例を交えて紹介いたします。

管理規約について

管理規約とは、分譲マンションに定められているルールブックです。 内容は、法令上で定められたものから日常生活を送る上で守るべきマンション独自のルールに至るまで多岐にわたります。

例えば、廊下などの共用部分には物を置いてはいけませんし、お部屋の中(専有部分)であってもペットを飼育できないマンションもあり、そのルールはマンションによって異なりますので、入居前には必ず管理規約を確認しておく必要があります。

特に管理規約の中に定められている、「使用細則」は日常生活に密接に関わりのある内容が定められているので、入居後にこんなルールは知らなかったということにならないようご注意ください。


管理組合について

管理組合とは、区分所有者(マンションの各お部屋の所有者)で構成される団体で「建物の区分所有などに関する法律(区分所有法)」という法律で設立が義務付けられています。

管理組合が担う業務は、マンションの維持管理及び管理上の運営、将来的な修繕計画を含めて多岐にわたります。

これらの業務は、建物が安全に利用できるよう維持していく建物の修繕・保全・保守に関する業務や良好な住環境を確保するための業務などがあり、入居者全員が快適にマンションライフを送れるよう管理組合が管理規約や使用細則でルールを決めています。
また、管理規約や使用細則は、マンションが抱える問題の解決や今後の運営を想定して、定期総会などで変更される場合もあります。


具体的にチェックしておきたいポイント

管理規約や使用細則で定められたルールの中で具体的にチェックしておきたいポイントの代表例を紹介します。

ペットの飼育は許可されているかどうか

ペットの飼育が禁止されているマンションもあり、許可されていても使用細則などで制限(ペットの大きさや飼育数、種類など)が設けられているケースがほとんどです。
例えば、共用部分(廊下、エレベーター内、エントランスホールなど)では抱きかかえなくてはいけない場合やキャリーなどに入れておかなくてはいけないというルールも一般的な事例です。
ペットは大事な家族の一員、入居後にペットを飼えないマンションだったということがないよう、詳細を確認しておきましょう。


駐車場の有無及び使用(契約)できるかどうか

マンション内に駐車場が有るのか無いのか、有る場合は契約が可能なのかを確認しておく必要があります。
マンション内の駐車場は満車の場合、順番待ちとなっているケースや空きが出たら募集して抽選となるケースなど、マンションによって運営が異なります。 マンションに入居してもマンション敷地内駐車場が借りられないケースは多々ありますので、事前に確認が必要です。
もし、マンション敷地内駐車場が借りられない場合、近隣の月極駐車場を契約することが必要となってきます。
また、機械式駐車場の場合、車のサイズや重量に制限がありますので、ご自分の車が規定のサイズ、重量以内に収まっているか確認しておく必要があります。

バイク置場、自転車置場について

戸建住宅では敷地内の空いているスペースに置いておくことが可能ですが、マンションではそうはいきません。駐車場と同様にバイク置場、自転車置場が空いているか確認が必要です。
バイク置場は、台数が少ない場合が多く原動機付自転車(原付)でも置けないケースがあります。自転車置場は、家族全員が自転車に乗る場合、全員分の駐輪スペースが確保できるかも注意しておきたいポイントです。

ピアノなどの楽器の演奏について

マンションによっては、騒音対策として、楽器の演奏は曜日や時間帯が制限されているケースがありますので、楽器を演奏(練習)する習慣のある方は事前によく確認してください。



その他にも周囲のご入居者を不快にさせる可能性のある行為は、禁止事項として定められています。 マンションは共同生活という特性上、ご入居者全員が気持ちよく生活ができるように互いに配慮が必要です。周囲への思いやりが重要ということですね。

戸建住宅

戸建住宅はマンションと比較して制限が少なく、自由に生活しやすいというメリットがあります。
ただし、建物の特性上、マンションでは不要だったお庭のお手入れが必要になったり、防犯面でも、外出時の窓の戸締りや長期不在中は部屋の照明を点けておくなどの工夫が求められます

事前にチェックするポイントは?

戸建住宅の場合、マンションと違って立地や敷地の広さ、家の間取りで希望する条件に合っているかほぼ判断できます。

マンションでは、事前に確認が必要なポイントとしてペット飼育や駐車場(バイク置場・自転車置場)やその他のルールが挙げられましたが、戸建住宅では敷地と建物を見ればほぼ判断が出来るので、家探しはマンションと比べて楽になるでしょう。 ただし、戸建住宅の場合はマンションと比較して不便な立地条件であるケースが多いようです。

選択肢が広いほど、重視するポイントは明確にしておく必要があります。 通勤時間、学校への距離、周辺の環境など様々な条件がありますが、日常生活を具体的にシミュレーションして何を重視するのかを決めておきましょう。

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